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可愛いからこそ! [シャロン預かり日記]

これからご紹介するシャロンのトライアル奮闘記、
その前にお読みいただけたらと思います。

迷子や飼い主によってセンターに持ち込まれる犬や猫。
年間34万頭が二酸化炭素によって窒息死処分されています。
その中で保護犬、保護猫として第2の人生を歩むことのできるコはほんの一握りです。
CIMG1592.jpg
 CATNAP搬送スタッフのブンママさんの写真をお借りしました

先日、環境省により犬猫収容施設拡充の予算が組まれました。
引き取り手との出会いを意識した造りに改装することにより
2017年度までに処分される犬猫を半減させるという計画です。
現在約400ある施設の4割が1973年の旧動物保護管理法制定前の建築で、主に狂犬病の感染防止が目的になっているため、収容された犬猫は劣悪な環境下で殺処分される日を待たなくてはいけないのが現状です。
20090207003340.jpg
 先日、期限ギリギリで引き出されたダックスです。
 その時の記事はこちらから→「とびらの向こうへ」

これで一歩前進したと喜ぶべき事なのですが、ペットブームという言葉が無くならない限り持ち込みされるペットの数は増え続け、根本解決にはならないのではないかと私は思っています。

では、どうしたらペット(犬)と上手に暮らしていくことができるのでしょうか?私もまだまだ模索中ですが、最低限の躾と、そのコの犬種ならではの特性を知り個体差である個性を理解した上で、折り合いを付けて生活してゆく事ではないでしょうか。

その最低限の躾ですが、重要なのは飼い主の姿勢。それをまざまざと見たのがシャロンとA様のトライアルだったのです。
リーダーのいない犬は精神的に不安定だと聞きます。可愛いからこそ、きちっと向き合って飼い主がリーダーシップを取っていく事が大切と私は考えます。

トライアル奮闘記は次の記事に続きます

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